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2009年11月 5日 (木)

永田町・権力の興亡

「NHKスペシャル、証言ドキュメント、永田町・権力の興亡」

実に久し振りに、真面目にテレビを見ました。面白い番組でした。1日~3日、三回シリーズ、一回目を途中から、二回は生放送で、三回は録画して見ました。

政権交代を視点に、93年細川政権から今回の民主党政権までの16年を振り返ります。全てに小沢一郎が絡んでいるので、彼が中心のような構成でした。野中広務の証言も多くありましたが、先日読んだ「差別と日本人」のイメージとはエライ違いです。全体的構成から撮影の仕方まで、小沢・善VS野中・悪、ともとれる描き方です。NHKって権力に弱い?

面白かった証言は、小泉政権が誕生したあの自民党総裁選で、もし彼が負けていたら、YKKで自民党を飛び出すことが決まっていたということです。そうなっていたら、これまた面白いことになっていたでしょう。

山崎拓か加藤紘一が振り返っていました、小泉政権とは何だったのか、今かなりの人がそう考えているのではないでしょうか。色んな観点から発せられる言葉ですが、私個人では、郵政民営化とは何だったのか、と言うことです。あの時も分からなかったし、今も分からない。そして今、民主党政権は何をしようとしているのか。

この番組を視聴して、一つ見えてきたことがありました。何時頃からか、政策という言葉が氾濫して、とても大切なことのように言われていますが、何か腑に落ちないものがあったのです。誰かが言っていたのですが、政策には、その背景となる思想があり、目指している目標があるはずなのに、それについてはほとんど言及されない。これです。思想のない政策は、何か薄っぺらい物を感じさせるのです。

番組の最後は、この間の総理大臣が、「国民のために・・・」と叫んでいる演説を繋ぎ合せた映像でした。

貴重な証言を色々集めたことは素晴らしいが、料理の仕方に物足りなさを感じます。新政権誕生で急いでつくったのでしょう。今回証言していない人々の話を集め、数年後にもう一度俎上にのせたら面白いのではないでしょうか。

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