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2009年12月30日 (水)

対馬名物「加壽萬喜」

Dc121112 「かす巻」については以前書きました(こちら)。その時、子供のころに食べたものと違うと思ったのです。今回、「これだ!」というものを頂きました。Dc121118

これです!この大きさです。長さは12センチ、直径は5センチぐらいです。昔はこれを一本軽く食べていました。

このお菓子は、江戸時代、参勤交代から帰った藩主に献上するために作られたという説が有力のようです。今はそんなに上等なお菓子とは思えませんが、餡をカステラ生地でくということは、当時としては高級な材料を使ったといえます。
かす巻を作るお店は対馬に20軒ぐらいあるそうですが、この渡辺菓子舗が一番長い歴史を持っています。菓子名も、「祝い事が重なり萬人が喜ぶ」という意味の漢字です。

対馬についてちょっと。
対馬は、昔から朝鮮との交易で栄えてきました。九州と朝鮮半島の間にあるのですから当然です。古事記や日本書紀にも出てきますが、よく知られているのは室町時代や江戸時代あたりからでしょう。
戦争中も繁栄していて、私が子供の頃、昭和30年代ですが、その名残がありました。その後は寂れる一方、大きな産業もなく(平らな土地がないので農業は出来ません、銅・亜鉛・鉛の鉱山がありましたがかなり前に閉山、林業漁業ぐらいでしょう)、観光資源に乏しく(飛び切り美しい自然はあります)、ほとんど話題になることはありません。
そんな対馬が一年ぐらい前に一部で脚光を浴びました。産経新聞が、「対馬が危ない」というシリーズをやったのです。韓国の企業が対馬の土地を買いあさっているということを、センセーショナルに取り上げました。自衛隊の施設に隣接した土地まで買われていて、防衛上の問題だと国会議員が視察したと書いてありました。結局、私が理解した所では、何故対馬なのかは判りませんが、ウォン高で多くの韓国人が来るようになり、そこに目を付けた韓国企業がホテルや別荘などの施設を作った、ということのようです。だから、その後のウォン安で、観光客が激減しているそうです。
私の父の故郷、対馬、住んだことはありませんが愛着はあります。対馬にあるのは、素晴らしい自然と新鮮な魚介類、これを使って元気になってほしいと思います。

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