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2010年8月 7日 (土)

キャタピラー初日舞台挨拶

昨日のことです。キャタピラー(caterpillar 芋虫)、初日一回目を見ました。上映後、若松監督、主演の寺島しのぶと大西信満の舞台挨拶がありました。このような場合、撮影禁止が多いのですが、今回は何のお達しも無く、皆さんパチパチ、私も撮らせて貰いました、が、暗くて遠くて、きれいな写真にはなりませんでした。Dc080607 映画そのものについては、さーたんの独り言(本家)の領分なので、ここでは周辺のことを。
7月8日、キャタピラーの有料試写会、若松監督の舞台挨拶あり、が行われました。早く見たい気持ちはあったのですが、夜遅い時間なので年寄りは断念。で、昨日、全国に先駆けて広島で封切り。8月6日。次が長崎で、8月9日。他の都市は、8月14日。監督、本当は15日にしたかったんだろうと思います。これだけ封切り日に拘った、反戦映画ということなのでしょうが、猟奇的な面も大きいと感じました(何せ若松監督です)。ほとんど言及されていませんが、この映画の原作は、江戸川乱歩の「芋虫」という短編です。反戦的と言えないこともありませんが、人間の根源的な欲望を描いた猟奇的作品だと思います。5年ほど前に、「乱歩地獄」というオムニバス映画があり、その内の一つが、「芋虫」でした。細かい記憶は薄れていますが、これは原作に近い、官能的・猟奇的なものでした。「キャタピラー」の方は、戦闘場面を入れ、より反戦的なものになっています。原作の発表は1929(昭和4)年、この映画とは全く時代背景が異なり、原作とこの映画はかなり違ったものになっています。
舞台挨拶ですが、司会はシネツインの住岡支配人、若松監督がチャチャを入れていましたが、うまいとはいえないものでした。ここだけでしか聞けないことを引き出してほしかったと思います。三人は平和式典の参列したそうで、その感想を聞かれ、若松監督が、政治家は官僚の書いた物の棒読み、子供たちは大人にやらされている、と批判していました。しかし、この批判の仕方こそがパターン化されたものではないでしょうか。菅首相は、官僚が書いたものを破棄し、自分と側近で書いたそうです(とはいえ、それが官僚的・政治家的と言えるかもしれません)。子供たちは、大人の指導が入っていないとはいえないでしょうが、何度も集まって原稿を仕上げるそうです。若松監督、そのあたりの経緯を知っているのでしょうか。
映画の方、私はいい作品だと思いますが、猟奇的官能的なものを受け付けない人は見ない方がいいかもしれません。

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